fc2ブログ
HomeSTAM>もし、STAMのマーケティグ部長だったらどうする?(4)

もし、STAMのマーケティグ部長だったらどうする?(4)

2010.05.04 Tue

『ファンドの純資産額が積み上がり、【規模の利益】が働いて信託報酬を下げていくというプロセスがあってしかるべきではないでしょうか。』
カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!より抜粋)


『もし、STAMのマーケティグ部長だったらどうする?(3)』の続き。

STAMの1日マーケティング部長のマネパパは考えていた。

(任命されていないけど。)

eMAXISやCMAMなどより低い信託報酬の後発のインデックスファンドにどう対抗するか?

そんな時、個別株の株主優待で長期保有者を優遇している企業を思い出した。

例えば、

家電量販店のビッグカメラ。

従来は3000円分の優待券が配られていたが、1年以上、継続保有した場合はさらに1000円分、2年以上は2000円分が追加される。

例えば、

飲食店の検索サイトでお馴染みの、ぐるなび。

3年未満の保有者より3年以上の保有者の方が、優待券の枚数を多く受け取れる。

(上記株主優待は2010年4月現在のもので最新、また詳細については各企業のHPをご確認ください。)

と、個別株では最近、長期株主を優遇する制度が徐々に進みつつある。


このような制度をインデックスファンドにも適用できないだろか?

もちろん、インデックスファンドに株主優待はないので、優待券を長期保有者に多く配ることはできない。

では、どのような形で長期保有者に還元することができるのか。

やはり、インデックスファンドの場合、

長期保有者に対し、信託報酬を低くするというのが1つの対抗策なのでは。

こういことが投資信託の仕組み上、簡単にできるかどうかわからないけど。

検討する余地はあると思う。

続きは次回に。

インデックス投資ランキング
投資信託ランキング


ちなみに冒頭のカン・チュンドさんの言葉は、ブログ「カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!」の『インデックス・ファンドの「本質!検索」』から拝借しました。


スポンサーサイト



テーマ:投資が大好き - ジャンル:株式・投資・マネー

コメント

*

>長期保有者に対し、信託報酬を低くするというのが1つの対抗策

なるほど、良いアイデアですね。

あとは保有額が増えると信託報酬が低くなったらうれしいですね。

*

『長期保有者に対し、信託報酬を低くする』
は、とてもありがたい仕組みですね。
直接信託報酬を低くすることができるかどうか分かりませんが、
ひふみ投信の「資産形成応援団(信託報酬一部還元方式)」
のような形での実現方法もあるでしょうし、
ぜひ導入して頂きたいものです。

*

4460nさんへ
>あとは保有額が増えると信託報酬が低くなったらうれしいですね。
うー、矢向さん、世界のREITさんに引き続き、次回の記事ネタがばれてしまっている^^
みんな、同じこと考えているってことですかね。
信託報酬引き下げを要望する会でも結成しましょう(笑)


SJPさんへ

ひふみ投信って直販なんですかね?(知らなくてすみません。)
実はこの「もし、STAMのマーケティング部長だったらどうする?」のネタ元の内藤忍さんの答えの1つは、STAMダイレクト、つまり直販にして信託報酬を下げるということを書いています。
ひふみ投信の「資産形成応援団」、今度勉強しておきます。

*

マネパパさん

「ネタバレ」コメントを書いてしまってすみません。。。

次回のコメントからは気をつけます。

*ネタばれすいませんでした。

ネタばれすいませんでした。
みんな考えること、一緒ですねえ(笑)。

近所に価格競争力のある量販店が出来たときに、
いかに自分の店を維持していくのかで
町の酒屋さんや電気屋さんは悩んでいるかと思いますが、

投資信託の分野においても、同じ感じなのでしょうねえ。

*

4460nさんへ
全く気にしないでください。
むしろ、みなさんが同じ考えを持っていることを確認できてよかったと思っています。
次回からは4460nさんが読めないような展開を考えていきたいと思います。


世界のREITさんへ
本当に気にしないでください。
他の分野では結局、低コスト競争のしわ寄せが最終的に消費者にきているような気がしています。
このインデックスファンドの競争も最終的にそうならなければいいなと思っています。

コメント投稿

Private

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://etfkotukotu.blog120.fc2.com/tb.php/44-923e698f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)