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もう1つの投資信託オブ・ザ・イヤー2010

2011.01.16 Sun

前回、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010の結果発表と、

マネパパ自身が投票したファンドについて書いてみたのですが。


実は、もう1つ、別にFund of the Year 2010があることご存知でしょうか?


正確に言うと、『投資信託オブ・ザ・イヤー2010』。

こちらは、マネー雑誌「あるじゃん」が主催のようで。


まあ、表現が若干違いますが。

(どちらが本家か、どちらが先か、という問題は別として。)


決定的な大きな違いが2つある。


1つは、『投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010』は、その名のとおり、

投信ブロガーである個人投資家が選ぶものに対し、

あるじゃんの方の『投資信託オブ・ザ・イヤー2010』は、資産運用の専門家8人で選んでいること。


もう1つは、その選ばれた上位ランキングの顔ぶれ。

こちらは投信ブロガーが選んだ上位5ファンド↓

1位 STAM グローバル株式インデックス・オープン
2位 eMAXIS 新興国株式インデックス
3位 バンガード・トータル・ワールド・ ストックETF (VT)
4位 eMAXIS 全世界株式インデックス
5位 CMAM外国株式インデックスe


こちらは、あるじゃんの資産運用の専門家8人が選んだ上位5ファンド↓

1位 短期豪ドル債オープン(毎月分配型)
2位 JFザ・ジャパン
3位 JPM・BRICS5・ファンド「ブリックス・ファイブ」
4位 フィデリティUSリートB(為替ヘッジなし)
5位 HSBCブラジルオープン

詳細は、専門家8人がセレクト!2010年投資信託ランキングをご覧ください。

以上、ご覧頂いたように、全くカブリがありません^^;


どちらが正しい、とか、間違っている、とか、言うつもりは一切ありません。

選ぶ人が違うんだもん。

別に全く違う結果になっても当然と言えば、当然。


マネパパの認識では、「あるじゃん」は数少ないマネー雑誌の中でも、

入門者向け、または、「これからの人」向け。

しかも、この、あるじゃんの『投資信託オブ・ザ・イヤー2010』の話題は、

有名サイトAllAbout マネーにも掲載されている。



ここに5年前のボクがいる。いたとする。

5年前のボクは、これから自分の将来のこと、愛娘のことを考え、

今まで経験したことのない資産運用を始めようとする。

投資意欲満々だ。

だが、無知である。


きっと情報収集するだろう。

きっと書店に行ってマネー雑誌を買うのだろう。

きっとネットでも調べるのだろう。


そして、これらを参考にして、

きっと資産運用の専門家がお勧めするファンドを購入するだろう。


なぜなら、

プロが勧めているのだから。

なぜなら、

雑誌に掲載されているのだから。

なぜなら、

有名サイトにも掲載されているのだから。

なぜなら、

実際売れていて、多くの人が買っているのだから。


インデックス?何だそれ。

投信ブロガー?所詮素人でしょ。


それから、30年後のボクがここにいる。いたとする。

そして、自分に言い聞かせる。

あの時の選択は間違っていなかったはずなのに・・・なのになぜ?と。

そして、心の中でこう叫ぶのかも。

ないじゃん!って。

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テーマ:投資が大好き - ジャンル:株式・投資・マネー

コメント

*

真におすすめなファンドは、毎年そうそう変わることがないから、顔ぶれがあんまり変わらないですよね。
実際に、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2010で選ばれたSTAM グローバル株式などは「返り咲き」ですし。

それに比べて、雑誌系のおすすめのファンドは、年ごと、いやいや季節ごとにころころ変わっていきますね。

*

最後のきれいなオチに吹きました。
いわゆる専門家や雑誌出版社は雑誌に広告を出しているところからお金をもらっているので、ある意味「客から手数料ぼったくってグッジョブ」的な意味でのランキングだと思っています。

*

世界のREITさんへ
最近マネー雑誌を読まないのでわからないのですが、雑誌系のおすすめファンドは毎年、季節ごとに変わるのですね。
証券会社と同様「テーマ型」なんですかね^^;


kenzさんへ
きれいなオチというより、ベタでした(笑)
雑誌にもいろいろありますが、資料請求のハガキがたくさん付いているような雑誌の記事はあまり参考にしていません。
「いかにも」って感じで^^;

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