最近よく聞くFTAとかEPAとかTPPとか、おさらい
2010.11.03 Wed
ETF・・・Exchange-Traded Fundの略。上場投資信託のこと。
NWO・・・New World Orderの略。新日本プロレスのヒールユニット(悪役軍団)のこと。メンバーは蝶野正洋、グレートムタなど。
STF・・・Step over toe hold with face lockの略。蝶野正洋のフィニッシュホールド、得意技のこと。
お、おっと、昔好きだったプロレスのマニアックな話題に展開しそうなので、早速、本題。
最近、FTAとか、EPAとか、TTPとか、いう言葉をニュースや新聞で聞くのですが。
何が、何だかわからなくなってきたので、少し自分の中でおさらい。
それぞれの言葉の意味は、
FTA・・・ Free Trade Agreementの略。
自由貿易協定のこと。2か国間以上や地域間で物品関税やサービス貿易の障壁を取り除く自由貿易地域の結成を目的とした国際協定。
EPA・・・Economic Partnership Agreementの略。
経済連携協定のこと。自由貿易協定(FTA)を柱として、関税撤廃などの通商上の障壁の除去だけでなく、人の移動やサービス・投資・電子商取引等のさまざまな経済領域での連携強化・協力の促進をも含めたもの協定。
TPP・・・Trans-Pacific Partnership、またはTrans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreementの略。環太平洋戦略的経済連携協定のこと。
2006年5月にAPEC参加国であるシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4カ国加盟で発効した経済連携協定。2010年11月現在、すでに米国、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアの5ヵ国がTPPへ参加、次いでコロンビアやカナダも参加の意向を表明。例外を設けず、加盟国間で取引される全品目について関税を原則的に100%撤廃しようというもの。2015年をめどに関税全廃を実現するべく協議が行われている。
まとめていうと、
これらは、国や地域間の垣根を取り除くための経済協定で、
FTAは工業製品や農作物などのモノやサービスに限定しているのに対し、
EPAの方はFTAの要素に人や投資などを含めた幅広い経済協定で、
TPPは環太平洋地域版EPAといったところみたい。
まあ、これまで垣根をとっぱって、自由貿易や労働者を受け入れようじゃないか。
といったところ。
で、なぜ最近このような、EPAとか、TPPとか、がニュースで取り上げられているかというと、
日本はこれまでTPPに参加する意思を明らかにしていなかったが、2010年10月に開かれた「新成長戦略実現会議」で、菅直人首相がTPPへの参加の検討を表明し、
もうすぐ日本で開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で話し合いがもたれるのではないかと。
で、なんでこんなに注目を集めているかというと、
このTPPに日本が参加することによって、
恩恵を享受する産業と、衰退する産業が、出てくる可能性があること。
恩恵を享受できる可能性が出てくるのは、
もちろん、自動車メーカー、電機メーカーなどの輸出関連産業。
相手国、特に成長著しいアジア諸国の関税が撤廃されれば、日本の製品は他国製品との価格競争に勝てる可能性が出てくる。
韓国。
最近、世界各国で勢いのある韓国製品。
韓国は積極的に各国とのFTAをすすめている。
日本は出遅れたと指摘する人もいる。
日本の基幹産業ともいえる輸出関連産業が、世界で生き残っていくためには、
TPPへの参加が必要となってくる。
一方、衰退する可能性がある産業は、やはり農業や畜産業。
諸外国の安い農作物に日本が関税をかけなくなると、
日本国内で国産の農作物は価格競争で負けてしまい、農業や畜産業が衰退することも。
うーん、難しい問題です。
日本のこれからの得意技を何にするか、どの産業をどのように残すのか、
世界各国から迫られているみたい。
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NWO・・・New World Orderの略。新日本プロレスのヒールユニット(悪役軍団)のこと。メンバーは蝶野正洋、グレートムタなど。
STF・・・Step over toe hold with face lockの略。蝶野正洋のフィニッシュホールド、得意技のこと。
お、おっと、昔好きだったプロレスのマニアックな話題に展開しそうなので、早速、本題。
最近、FTAとか、EPAとか、TTPとか、いう言葉をニュースや新聞で聞くのですが。
何が、何だかわからなくなってきたので、少し自分の中でおさらい。
それぞれの言葉の意味は、
FTA・・・ Free Trade Agreementの略。
自由貿易協定のこと。2か国間以上や地域間で物品関税やサービス貿易の障壁を取り除く自由貿易地域の結成を目的とした国際協定。
EPA・・・Economic Partnership Agreementの略。
経済連携協定のこと。自由貿易協定(FTA)を柱として、関税撤廃などの通商上の障壁の除去だけでなく、人の移動やサービス・投資・電子商取引等のさまざまな経済領域での連携強化・協力の促進をも含めたもの協定。
TPP・・・Trans-Pacific Partnership、またはTrans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreementの略。環太平洋戦略的経済連携協定のこと。
2006年5月にAPEC参加国であるシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4カ国加盟で発効した経済連携協定。2010年11月現在、すでに米国、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアの5ヵ国がTPPへ参加、次いでコロンビアやカナダも参加の意向を表明。例外を設けず、加盟国間で取引される全品目について関税を原則的に100%撤廃しようというもの。2015年をめどに関税全廃を実現するべく協議が行われている。
まとめていうと、
これらは、国や地域間の垣根を取り除くための経済協定で、
FTAは工業製品や農作物などのモノやサービスに限定しているのに対し、
EPAの方はFTAの要素に人や投資などを含めた幅広い経済協定で、
TPPは環太平洋地域版EPAといったところみたい。
まあ、これまで垣根をとっぱって、自由貿易や労働者を受け入れようじゃないか。
といったところ。
で、なぜ最近このような、EPAとか、TPPとか、がニュースで取り上げられているかというと、
日本はこれまでTPPに参加する意思を明らかにしていなかったが、2010年10月に開かれた「新成長戦略実現会議」で、菅直人首相がTPPへの参加の検討を表明し、
もうすぐ日本で開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で話し合いがもたれるのではないかと。
で、なんでこんなに注目を集めているかというと、
このTPPに日本が参加することによって、
恩恵を享受する産業と、衰退する産業が、出てくる可能性があること。
恩恵を享受できる可能性が出てくるのは、
もちろん、自動車メーカー、電機メーカーなどの輸出関連産業。
相手国、特に成長著しいアジア諸国の関税が撤廃されれば、日本の製品は他国製品との価格競争に勝てる可能性が出てくる。
韓国。
最近、世界各国で勢いのある韓国製品。
韓国は積極的に各国とのFTAをすすめている。
日本は出遅れたと指摘する人もいる。
日本の基幹産業ともいえる輸出関連産業が、世界で生き残っていくためには、
TPPへの参加が必要となってくる。
一方、衰退する可能性がある産業は、やはり農業や畜産業。
諸外国の安い農作物に日本が関税をかけなくなると、
日本国内で国産の農作物は価格競争で負けてしまい、農業や畜産業が衰退することも。
うーん、難しい問題です。
日本のこれからの得意技を何にするか、どの産業をどのように残すのか、
世界各国から迫られているみたい。
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