ETFならぬETN
2011.01.27 Thu
ETFならぬETN。
欧米ではけっこう有名らしい。
以下、日本経済新聞1/27付けより。
指数連動の新型証券、東証、4月めど上場
東京証券取引所はETN(上場投資証券)と呼ばれる新しい証券の上場を4月をめどに解禁する。貴金属やアジア株で設定した指数などに価格を連動させる金融商品で、上場投資信託(ETF)と違って現物の資産で運用しなくてもよいのが特徴だ。上場商品を増やし、新たな投資を市場に呼び込む狙いがある。
例えば貴金属のETNなら、貴金属の価格が上がればETNの価格も同じだけ上昇し、投資家は株式のように売却益を得ることができる。ETNを発行した金融機関は必ずしも実際に貴金属を購入しているわけではなく、実際にはさまざまな商品で運用し、リスクヘッジする。通常は設計しにくい投資対象も商品化でき、米欧市場では近年急速に普及した。
株式と同様に売買できるよう預託証券(DR)にして上場する。東証は28日の取締役会で上場規則の改正方針を決め、意見募集を経て年度内に詳細を固める。ETNには資産の裏付けが必要ないため、東証が発行する金融機関に対し、格付けや自己資本比率など厳しい条件を付ける方針だ。
米国でのETN最大手の英バークレイズや仏パリバなど外資系金融機関が具体的な商品設計を進めている。パリバは1月から算出しているレアアース関連株指数などに連動するETNを検討しており、個人投資家への販路を持つカブドットコム証券と連携する。信託業務は三菱UFJ信託銀行が参入する。
正直、イマイチ、ピンとこないのですが。
ETNはETFと違い現物で運用する必要がないので、組成しにくいレアアース関連指数などに連動する証券が誕生することも。
以前、海外でレアアースETFが登場したことはお伝えしたとおりですが、
間もなく、国内でもレアアースETFならぬレアアースETNが誕生するかも。
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