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カン・チュンド著「ETF投資入門」の感想

2010.10.23 Sat

師匠に4人目の子供が誕生した、と聞いたので、

早速、大型書店に向かった。


だが、4人目の子供はなかなか見つからない。

著者もタイトルも出版社も、わかっているのに。


仕方なく店員さんに、4人目の子供を探してもらった。

4人目の子供は「新刊コーナー」の一番下の棚に、おもて表紙ではなく、背を向けた状態で2冊ほど置かれていた。


前置きはこれぐらいにして、本題。

カン・チュンドさんの4人目の子供である新作「ETF投資入門」の感想を。





カンさんのインデックス3部作(注:勝手に命名)である、「日本人が知らなかったETF投資」「積立て投資術」「資産設計はポートフォリオで考える 投資信託35の法則」はすでに持っているので、

今回は「日本人が知らなかったETF投資」との違いについて主にご紹介しようと思う。

・良かった点

ETFの市場価格(取引価格)と理論価格との乖離を解消する仕組みについて、

わかりやすく詳細に書かれているところ。


この点は確か「日本人が知らなかったETF投資」では触れられてなかった部分だと記憶している。

そして、マネパパ自身、今回「ETF投資入門」を読んで「乖離しない仕組み」が理解できたので、

以前から謎であった、取引価格と理論価格が大きく乖離していることで有名な国内ETF1680と1681のことを少し理解できたような感も。

参考『1680と1681の「乖離率の謎」が少しわかる動画』


あとはカンさんの考えるポートフォリオが18パターンも掲載されている。

ポートフォリオを構築しようとする方は参考になるのでは。(その前にライフプランニングも。)



良かったところばかりかくと、信憑性を欠くので、あえて残念な点にも。

・残念な点

マネパパはカンさんのこれまでの著書やブログ、メルマガなどに読み慣れているせいか、

今回の新作は少しお堅いような印象を受けた。

いつも身近なものに例えて、(船やニワトリや大きな袋)

カジュアルな服で読者に語りかてくるイメージですが、

今回の新作は正装をして学会で発表をしているような印象。

その点が唯一残念だったところ。

「日経文庫」から出版なので仕方ないところなのかな^^;


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テーマ:投資が大好き - ジャンル:株式・投資・マネー