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ETFを知らない人は6割

2011.03.07 Mon

意外と知らない人が多いようで。

少し驚き。


毎度お馴染み日興AM「投信ご意見番」のアンケート結果。

今回のテーマは、ずばりETFに関すること。


ETFといえば、最近では、

先月、2月22日に東海4県に本社を置く企業50社の株価指数に連動する「MAXIS S&P東海上場投信(1553)」が、

国内初の「ご当地ETF」として上場されたり、


明日、3月8日には、MSCI All Country World Index(除く日本)に連動し、1本で全世界株式に投資できる、

上場MSCI世界株(1554)が上場したり、


3月24日には、純資産総額や売買代金で世界最大のETFである「SPDR S&P500 ETF(1557)」が、

東証に重複上場される予定だったり、


と、上場の話題には事欠かないわけですが。


本題。

アンケート結果『ETF(上場投資信託)に関する意識』

今回の日興AM「投信ご意見番」のETFに関するアンケート結果によると、

ETFを知らないと答えた方が6割

と、

認知度はまだまだ低く、

それも一般人に聞いた結果ならまだしも、

アンケート回答者は、証券口座保有比率(78%)と株式投資経験(85%)と、

比較的投資に興味がある方回答したのにも関わらず、このような結果に。


また、これだけ認知度が低いので、

当然のことながら、

ETFの購入方法を知らないと答えた方が65%

と、こちらも残念な結果に。


上場する本数は確実に増え、投資家の選択肢が広がっているのにも関わらず。

国内に上場するETFは100本を超えたが、

品数を増やす前に、ETFそのものの認知度を上げる方法を、

証券取引所や運用会社は早急に考えなければ。

上場されたETFもそのうち消えていくかもしれない・・・そんなことを思わせるアンケート結果でした。


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ETF1550と1680の乖離率の推移

2011.02.23 Wed

話題の、そして、マネパパ注目のフリーETF、

1550 MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)が、

上場されて3ヶ月近く経ちますが。


多くのブロガーさんは、

先陣の日興AMのMSCIコクサイに連動するETF1680の乖離率の例もあるので、

様子見だとか。


かくいう、マネパパもそのうち1人ですが。

では、実際、その乖離率がどうなっているのか気になったので調べてみることに。



(クリックすると拡大表示されます。モーニングスターの乖離率時系列データを元にエクセル入力したものです。)

1550の乖離率について触れる前に、驚いたことが。

上のエクセルを見ていただくとわかるのですが、

乖離率、乖離率、乖離率、

と言われ続け、敬遠されてきた1680の乖離率が、

な?んと、徐々に解消されつつあるではありませんか。


それも月を追うごとに徐々に「まとも」になっている。

2011年2月は現在進行形の平均数値ですが、

0.37%と、

一時期の乖離率からみると、かなり許容範囲に近づいている。


そして、2月を日別にみると、

2月3日、9日は、+0.07%という乖離率も残しており、

このくらいの数値が安定的に続けば、本当にオススメできるETFになるかもしれない。


一方、本題である1550は、というと。

+4%?+3%台を推移しており、完全に許容範囲とは言い難い。

それでも、1680と同様に月が経つにつれ、

徐々に緩和されつつあるのも事実。

とはいえ、今の1680並みの乖離率になるにはもう少し時間がかかるかもしれない。


どのみち、マネパパはまだカブドットコムに証券口座を開設していないので、

様子見には違いないのですが^^;



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100本目のETF

2011.02.22 Tue

たしかに、数は増えている。

以下、産経新聞より。

東証に100本目のETF上場へ 中期経営計画の目標達成

東京証券取引所は21日、日興アセットマネジメントが設定する上場投資信託(ETF)の「上場インデックスファンド日経中国関連株50」の上場を承認したと発表した。東証に上場するETFは、これで計100銘柄になる。

 このETFの上場予定日は3月10日。トヨタ自動車やキヤノン、本田技研工業、三菱商事など、中国で積極的な事業展開を進める国内の主要上場企業50社の株式で構成されている。

 東証は平成20年から3カ年の中期経営計画で、ETF市場の取引活性化を目指して、上場本数を23年3月末までに100銘柄にする目標を立てていたが、今回の新銘柄の上場で、目標期間内に達成した。

 東証上場部の紙谷俊明上場推進室課長は、「投資家のニーズに対応するため、品ぞろえの拡充はもちろん、利用するためのサービス向上も目指したい」としている。




計画通り、3年で100銘柄を達成したのは思惑通りなんだろうけど。

銘柄数以外では、まだまだ、個人投資家の思惑に達するには遠いのかも^^;

ちなみに、日興AMはこの「上場インデックスファンド日経中国関連株50」の上場で20本目のETFとなるらしい。


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第1回海外ETF of The Year 2010

2011.02.11 Fri

投資の世界には○○オブ・ザ・イヤーと名乗るものが多いようで。

そんな中、楽天証券が海外ETFのオブ・ザ・イヤーを発表。


以下、楽天証券HPより。

楽天証券では近年の投資家の皆様によるETF投資に対する関心の高まりを踏まえ本年より年間最優秀海外ETFを決定する楽天証券海外ETF of The Yearを発表いたします。ランキング選定の基準は投資家の皆様の注目度の高さを反映する狙いから12月末時点での楽天証券内での預かり資産残高および2010年の年間売買代金ランキングを基準として、米国、香港の取扱い2市場のそれぞれ4つのカテゴリーにおいてランキング10位までを発表。それぞれの4カテゴリーで1位を獲得したETFを表彰いたします。



そして、栄えある第1回楽天証券ETF of The Yearの受賞ETFは、

【預かり資産残高ランキング】

・米国上場ETF部門 第1位 iシェアーズ MSCI エマージング・マーケット・インデックス・ファンド(EEM)

・香港上場ETF部門 第1位 iシェアーズ BSE SENSEX・インディア・インデックス ETF(02836)


【年間売買代金ランキング】

・米国上場ETF部門 第1位 バンガード・エマージング・マーケットETF(VWO)

・香港上場ETF部門 第1位 db x-トラッカーズ FTSEベトナム ETF(03087)


という結果に。

あくまでも、楽天証券内でのランキングなのでご留意を。

米国上場はそれぞれ、EEMとVWOが貫録のランクイン。

香港上場はインドとベトナムの指数に連動するETFがランクイン。


海外ETFはいうまでもなく、

種類も純資産額も豊富で、

しかも、

信託報酬も低く、

ものすごく魅力的なのだけど。


今のところ、面倒くさそうなので購入は見送り状態。

国内市場のETFがもっと魅力的になるのを待つことになるのかな。

詳細は、楽天証券 海外ETF of The Year 2010で。

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ETFならぬETN

2011.01.27 Thu

恥ずかしながら、初めて聞いた言葉なのですが。

ETFならぬETN。

欧米ではけっこう有名らしい。


以下、日本経済新聞1/27付けより。

指数連動の新型証券、東証、4月めど上場

東京証券取引所はETN(上場投資証券)と呼ばれる新しい証券の上場を4月をめどに解禁する。貴金属やアジア株で設定した指数などに価格を連動させる金融商品で、上場投資信託(ETF)と違って現物の資産で運用しなくてもよいのが特徴だ。上場商品を増やし、新たな投資を市場に呼び込む狙いがある。

例えば貴金属のETNなら、貴金属の価格が上がればETNの価格も同じだけ上昇し、投資家は株式のように売却益を得ることができる。ETNを発行した金融機関は必ずしも実際に貴金属を購入しているわけではなく、実際にはさまざまな商品で運用し、リスクヘッジする。通常は設計しにくい投資対象も商品化でき、米欧市場では近年急速に普及した。

株式と同様に売買できるよう預託証券(DR)にして上場する。東証は28日の取締役会で上場規則の改正方針を決め、意見募集を経て年度内に詳細を固める。ETNには資産の裏付けが必要ないため、東証が発行する金融機関に対し、格付けや自己資本比率など厳しい条件を付ける方針だ。

米国でのETN最大手の英バークレイズや仏パリバなど外資系金融機関が具体的な商品設計を進めている。パリバは1月から算出しているレアアース関連株指数などに連動するETNを検討しており、個人投資家への販路を持つカブドットコム証券と連携する。信託業務は三菱UFJ信託銀行が参入する。




正直、イマイチ、ピンとこないのですが。

ETNはETFと違い現物で運用する必要がないので、組成しにくいレアアース関連指数などに連動する証券が誕生することも。

以前、海外でレアアースETFが登場したことはお伝えしたとおりですが、

間もなく、国内でもレアアースETFならぬレアアースETNが誕生するかも。

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